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看護学科3年生、実習前の病院見学ツアー

2023.10.05

トピックス

 看護学科は3年次におよそ半年間の病院実習を行います。実習先の病棟内で長期間、看護業務に就くのは初めての経験で緊張の日々です。これを少しでも緩和しようと本学では、実習前に「病院見学ツアー」を実施しています。単に病棟の雰囲気を知るだけでなく、事前に医療施設が地域社会の中で重要な役割を果たしていることを知ってもらい、「やりがい」を理解・実感してほしいからです。
 ツアーは、本学グループの「高木病院」(大川市)と「柳川リハビリテーション病院」(柳川市)を丸1日かけて訪問するもので、3年生100名を3班に分けて9月5日~7日に実施しました。
 高木病院では、樋口靖子看護部長の講話に続きドクターカーやシミュレーションセンターを見学しました。学生からは「ドクターカーに実際に乗って医師の話を聞きました。出動するのは医師1人と看護師1人のため、お互いに信頼できる関係でないといけない。しっかりと経験、知識をもちドクターと同等の立場で治療を行わなければならない。とてもすごい、とてもかっこいい職業だと感じました」「シミュレーションルームでは実際に器械を使って胸骨圧迫を行いました。胸骨圧迫は授業でやったことがありますが、実際に器械が自分の胸骨圧迫の判定をしてくれるため、私の技術では不十分なことが分かりました」などの感想が寄せられました。
 学生たちは、研修で学んだ「寄り添う看護とは、患者の思いをくみ取る看護」の言葉を胸に実習に臨みます。

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