学科紹介

言語聴覚専攻科 4年制大学卒業者対象2年課程

2年間で、言語、聴覚、認知嚥下の機能獲得や回復を高度にサポートする言語聴覚士を育成

生きることに価値をもたらす、話すこと、聴くこと、解ること、食べることに携わることができるのが言語聴覚士です。近年、脳機能と言語の関係が解明されています。脳画像を読み取り、会話能力と結びつけて解釈できる力が求められます。また、ことばや読み書きの力を把握するために知能検査を代表として、様々な心理系の検査が実施できる力も求められます。言語聴覚士は幅広い知識と技能を持ち、乳幼児から高齢者まで幅広く対象とします。医療や福祉関係機関、学校や保育園、放課後デイ施設など多様な場で活躍が期待されます。気持ちを伝えたり食事が取れるようになったりすることは何よりの喜びです。言語聴覚士は、間違いなくやりがいのある仕事です。多くの方に仲間になっていただきたいと願っています。

言語聴覚専攻科長予定者

言語聴覚専攻科長
平島 ユイ子 教授

学科概要

定員

40名

  • 2年課程
  • 出願資格/4年制大学を卒業または卒業見込みの方 (学部・専門分野は不問)

取得可能な資格

  • 言語聴覚士国家試験受験資格

言語聴覚士の活躍場

  • 医療機関(病院、診療所)
  • リハビリテーションセンター
  • 介護老人保健施設
  • デイケアセンター
  • 福祉施設(障害福祉センター、療育施設、放課後デイサービス)
  • 教育機関
  • 保健センター
  • 行政機関
  • 研究機関
  • 医療福祉関連企業(補聴器・人工内耳関連会社)

など

育成する人材

言語聴覚士は、言語、聴覚、認知、嚥下に困難がある方を対象に、それらの獲得や回復をサポートします。医学的な最新の知識や技能をもとに言語聴覚療法を実践し、それを科学的に評価し、自己の技能を高めることができる人材を育てます。

本学 言語聴覚専攻科ならではの特色

2年間で言語聴覚士をめざす

社会人もしくは大学卒業見込みの方が対象の言語聴覚専攻科では、既に大学で学んだことや社会経験を最大限に生かして、最短の2年で言語聴覚士の国家試験合格をめざせます。専門基礎科目から専門科目へと系統的に学ぶわかりやすいカリキュラムが特長で、他分野からの進学者でも無理なく必要な知識や技術を修得できます。

ニーズの高まる小児言語分野の教育が充実!

これからの言語聴覚士には、自閉症や学習障害、ADHD(注意欠如多動性障害)といった幼少期からの指導が必要な障害である発達障害に対しても、評価訓練する力が求められます。本専攻科では、心理検査、発達検査、言語検査や訓練の技法修得のためのカリキュラムを取り入れ、小児言語分野の教育を充実させています。

キャリアアップのためにグループ大学院への進学も支援!

言語聴覚療法の評価訓練に関する学問は日々進歩しています。研究、臨床、教育の第一線で活躍する人材の育成をめざし、入学金免除などの特典により、グループの国際医療福祉大学大学院への進学を支援します。

在学生の声

中島 康平さん

言語聴覚専攻科 2年
(東洋大学卒)
中島 康平さん

症例をもとにした実践的な講義。
修得した知識を、すぐに実践できる充実した環境です

1年次の前期では、解剖学や内科学など言語聴覚士に必要な医学的な知識を身に付けるための講義が中心です。後期になると演習科目が増え、症例の情報から患者さんの状態を分析するなど前期で身に付けた知識を実際に使う機会が増えてきます。印象的だった授業は、「成人言語障害学演習」の授業です。言語障害を抱える症例の情報をもとに患者さんのコミュニケーションの状態を把握し、目標を達成するためにはどのような方法で訓練を行うべきかを学生間で一から考える実践的な講義でした。この講義では、実際の臨床場面をイメージでき、言語聴覚士の専門性について深く学ぶことができました。また、実際の患者さんに検査やリハビリテーションを適切に行うためにはどんな勉強が必要なのかを改めて認識しました。本専攻科の魅力は講義の中で学ぶだけではなく、得た知識を実際に使いながら学ぶことができる点だと思います。社会人経験を持つ方も多くクラス全体的に勉強に対するモチベーションが高く、今までの経験からそれぞれの得意分野があり、お互いに協力しながら勉強することができるのも本専攻科の魅力です。この充実した環境の中、国家資格を取得し、患者さんの笑顔を引き出せる言語聴覚士になりたいです。

言語聴覚士の仕事紹介

どんな仕事?

人間の尊厳、「ことば」の回復を図る
①ことば、②聞こえ、③声や発声、④食べる(噛む・飲み込む)の障害は、生まれつきのものから病気やけがによるものまで原因はさまざまで、小児から高齢者まで幅広く対象とします。脳卒中による高次脳機能障害では、失語症など言語機能の回復のみならず認知症など、その人の生き方や尊厳を守るためのリハビリテーションの有効性も認められています。

仕事の展開と将来の展望

高齢社会でニーズが高まる専門職
言語聴覚士は、日本では1997年に法制化された国家資格です。超高齢社会となり、老齢期の脳卒中などの後遺症による失語症や嚥下(えんげ)障害、認知症が増えており、言語聴覚療法を必要とする人は全国で650万人以上と言われる中、有資格者は現在3.3万人しかおらず、明らかに不足しています。今後、ますます社会的ニーズが高まります。

どこで働く?

医療福祉分野のほか、教育、企業、さらに、ボイストレーナーとして活躍
医療のみならず、教育や福祉の分野でも、言語聴覚士が求められています。医療機関(病院・クリニック)、リハビリテーションセンター、介護保険施設、保健所・保健センター、福祉施設、教育機関(特別支援学校、ことばの教室)、補聴器・福祉機器メーカー、NPO法人、ボイストレーナーなどへの活躍の場が広がっています。
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