看護学科

地域包括ケアシステムを支える看護実践力と国際的な視点を持った人材を養成
21世紀型の看護では、社会の幅広い分野において、多様な医療福祉サービスを提供し活躍できる人材が求められています。本学部は、病気の予防や健康支援とともに、病気で苦しむ人々へ最善の看護を提供し高度先進医療に対応するなど、常に医療福祉のニーズに応えていくことをめざしています。高い専門性のみならず、他の職種の人たちと協働・連携できる学びは、医療人としての知性や感性を磨くことになります。また、国際的な視野を広げるための海外研修は、多様な価値観を尊重しながら、幅広い人間性を育む貴重な経験です。本学の特長あるカリキュラムのもと、経験豊富な教員とともに看護の魅力を学びましょう。

看護学部 学部長
大池 美也子 教授
学科概要
定員
100名
取得可能な資格
- 看護師国家試験受験資格
- 保健師国家試験受験資格(※選択制)
など
看護師の活躍の場
- 医療機関(病院・診療所)
- 老人保健施設
- 訪問看護ステーション
- 保健所・保健センター
など
育成する人材

超高齢社会において、在宅ケアを含めた「地域の中での医療・看護」、そして「チーム医療・チームケア」の重要性が高まるなか、「人の尊厳」を大切にして地域社会へ貢献できる人材を育てます。
先輩の声

看護学科 2年
(福岡県西南学院高等学校出身)
本村 七海さん
実習を通じて、看護に必要な観察力を身につけていきたいです
本学を選んだ理由は、学生全員に海外実習の機会もあり、国際化する社会の中で貴重な経験ができること。また全国にグループの関連施設もあるので、就職の際にもよいと思ったからです。授業では、患者さんの話をただ聞いて共感するだけでなく、悩みに気付き、和らげることが必要だと学びました。看護は先を見る観察力が必要だと感じています。普段の演習でも友達と「こうした方が患者さんの負担が少ないね」など話しながら行うのがとても楽しいです。
看護師の仕事紹介
どんな仕事?
- 一番近くで患者さんを支える
- 病院では、外来・救急・入院・手術・退院などのさまざまな場面で、診療の補助や日常生活の援助、健康回復に向けた指導を行います。患者さんの一番近くにいて、患者さんと医療スタッフをつなぐ役割も担います。また、高齢社会を背景に、自宅やホスピスなどで生活する人に対する訪問看護も需要が高まっています。
仕事の展開と将来の展望
- 専門分野を持ち、診療を担う看護師も!
- 看護師として働きながら、がん・精神・地域・老人・小児・母性など、特定の分野で水準の高い看護を提供する「専門看護師」や「認定看護師」になる制度があり、その分野は年々増加しています。また、医師の診療補助にとどまらず、手順書( 医師の指示として作成する文書)により、特定行為を実施するために必要とされる高度かつ専門的な知識および技能の向上を図るための研修、特定行為研修がはじまっています。
どこで働く?
- 超高齢社会を迎え、多彩な職場が看護師を必要としています
- 医療機関(病院・診療所)、老人保健施設、訪問看護ステーション、保健所や保健センター など