大学案内

学長・副学長挨拶

学長メッセージ

原 英夫

学長 原 英夫

西日本屈指の医療系総合大学で学ぶ「チーム医療・チームケア」

 2019年4月、シーサイドももちに新しく福岡市初のリハビリテーション系の大学が誕生しました。大学の基本理念は、建学の精神である「『生命の尊厳、生命の平等』を理解し、病める人も、障害を持つ人も、健常な人も、互いを認め合って暮らせる『共に生きる社会』の実現をめざす」ことであり、高度に専門・分化した医療に対応できるのみでなく、豊かな教養を備えたリーダーの育成とグローバルに活躍できる人材の育成を目的として設立されました。2021年度には看護学部、2023年度には言語聴覚学科、2024年度には診療放射線学科が開設され、西日本屈指の医療系総合大学へと成長を遂げています。
 本学の教育目標の一つに、「チーム医療・チームケア」に貢献できる専門性の高い人材の養成を掲げています。学科の垣根を越えて共に問題解決に取り組む「関連職種連携教育」では、保健・医療・福祉に携わる職種の専門性と関連性、「チーム医療・チームケア」の理念と技能をより実践的に学ぶことができます。国家資格などの取得にあたっては、姉妹校の国際医療福祉大学と連携し、1年次から国家試験直前まで徹底したきめ細かな指導とサポートで、100%合格をめざします。
 国際的な高齢化社会の到来、そして新型コロナウイルス感染症拡大により、医療のニーズはますます高まっています。本学で学び、直面する困難を乗り越え、患者さんやご家族、上司や同僚・後輩たちから真に信頼される医療人になってほしいと願っております。みなさんの輝かしい未来の実現に向けて、教職員一同取り組んでまいります。

学長プロフィール

略歴 九州大学医学部附属病院神経内科
国立精神・神経センター神経研究所室長
国立長寿医療センター研究所室長
佐賀大学医学部内科学講座教授
佐賀大学医学部長
佐賀大学名誉教授
最終学歴 九州大学医学部卒業
九州大学博士課程医学系研究科内科系専攻修了
学位 博士(医学)九州大学
所属学会 日本神経学会専門医・指導医、評議員
日本内科学会内科認定内科医・指導医、評議員
日本認知症学会認知症専門医・指導医、理事
日本神経免疫学会理事
専門分野 神経内科学 / 免疫学 / 認知症学
研究のテーマ アルツハイマー病の病態修飾薬の開発
アミロイド血管症モデルの開発
主な教育研究業績

【原著】
Detection of human T lymphotrophic virus type I (HTLV-I) proviral DNA and analysis of T cell receptor Vß CDR3 sequences in spinal cord lesions of HTLV-I-associated myelopathy/tropicalspastic paraparesis.  J.Exp.Med.180: 831-839 IF 11.743 1994  Hara H, Morita M, Iwaki T, Hatae T, Itoyama Y, 他4名

Development of a safe oral Aß vaccine using recombinant adeno-associated virus vector for Alzheimer’s disease.  J. Alz. disea. 6:483-488 IF 3.909 2004  Hara H, Monsonego A, Yuasa K, Adachi K, Takeda S 他4名

Oral vaccination with a viral vector containing Aß cDNA attenuates age-related Aß accumulation and memory deficits without causing inflammation in a mouse Alzheimer model. 2007  FASEB J. 21;2135-2148 IF 5.191 2007  Mouri A, Noda Y, Hara H, Mizoguchi H, Tabira T. 他1名

The therapeutic effects of the herbal medicine, Juzen-taiho-to, on Aß burden in a mouse model of Alzheimer’s disease.  J. Alz. disea. 20: 427-439. IF 3.909 2010  Hara H, Kataoka S, Anan M, Ueda A, Mutoh T, Tabira T.

Identification of astrocyte-derived immune suppressor factor that induces apoptosis of autoreactive T cells.  J. Neuroimmunol.233;135-146 IF 3.125 2011  Hara H, Nanri Y, Tabata E, Mitsutake S, Tabira T.

Mucosal immunotherapy in an Alzheimer mouse model by recombinant Sendai virus vector carrying Abeta1-43/IL-10 cDNA  Vaccine 29; 7474-7482 IF 3.641 2011  Hara H, Mouri A, Yonemitsu Y, Nabeshima T, Inoue M, Tabira T.

An oral Aß vaccine using recombinant adeno-associated virus vector in aged monkeys: reduction of plaque amyloid but increase of Aß oligomers.  J. Alz. disea. 54;1047-1059 IF 3.909 2016  Hara H, Ono F, Nakamura S, Matsumoto S, Jin H, Hattori N, Tabira T

Cerebral microbleeds and stroke risk after ischaemic stroke or transient ischaemic attack: a pooled analysis of individual patient data from cohort studies.  Lancet. Neurol 18:653-665 IF 44.182 2019  Duncan Wilson, Gareth Ambler, Keon-Joo Lee et al.

Low-dose phosphodiesterase III inhibitor reduces the vascular amyloid burden in Amyloid-β Protein Precursor Transgenic Mice.  Int J Mol Sci 21:2295 IF 5.542 2020  Y Yakushiji, K Kawamoto, K Uchihashi, M Ihara, S Aoki, Y Nagaishi, K Suzuyama, Y Tsugitomi, Hideo Hara

副学長メッセージ

副学長 丸山 仁司

最新、高度な医療の知識と技術を学び
幅広い活躍を

超高齢者の急増により医療の需要がますます高まっている現在、質の高い専門職が必要となっていますが、各専門職の仕事は大変幅広くなってきています。対象は障害児・者のみならず、健康な新生児から超高齢者までとなってきています。目的も、障害の回復のみならず、病気の早期発見および障害の予防、そして、健康の維持および増進などです。働く場所も保健、医療、福祉の分野にとどまらず、一般企業、研究開発など幅広くなっています。医療技術は日進月歩で発展しています。常に新しい知識、技術を学ぶことが必要となっています。
本学では、新しい専門の知識、技術と幅広い活躍ができるカリキュラムを設け、教育を行っております。また、専門職として大変重要な人間性および教養を身につけることもできます。国家試験についても教員が一丸となって支援します。
臨床をめざす人、教育者をめざす人、研究者をめざす人、海外で活躍したい人、ぜひ、本学で学んでください。医療福祉専門職をめざすが、活躍する場が明確でない方も大学で学びながら考えていただければと思います。

副学長プロフィール

略歴 東京理科大学大学院修了、工学修士、医学博士
前国際医療福祉大学大学院副大学院長、元第10回アジア理学療法学会会長、元日本理学療法士協会副会長
アジアリハビリテーション科学学会会長、理学療法科学学会会長
日本理学療法士協会専門理学療法士

副学長プロフィールの詳細はこちら

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