2024.02.07
韓国・建陽(コニャン)大学の学生が2024年1月15日から本学において研修を実施しました。本学と学術交流協定を結び、2023年8月には本学や国際医療福祉大学の学生計約100名が海外研修として建陽大学を訪問しています。今回の研修では、半年ぶりの「再会」を喜び合うシーンも見られ、思い出深い10日間の研修となりました。
来福したのは、放射線学科4名、メガネ工学科12名、物理療法学科21名の学生と各学科の教員3名の計40名。15日夕、福岡入りし16日は本館でオリエンテーションと歓迎昼食会と日本文化に関する講義、17日は九州国立博物館見学と太宰府散策、18、19日は各学科の講義と隣接する福岡山王病院を見学しました。
22、23日は建陽大学を昨年訪問した本学の学生約15人も加わった「学生交流」プログラム。5つのグループに分かれて「食文化」「若者文化」などのテーマを決めて、西新界隈を散策しながらリポートをまとめて発表しました。このほか23日の日本文化体験プログラムでは、福岡城址で着物を着て抹茶を味わい日本庭園を散策しました。
修了式は23日夕、2号館9階ラウンジで行われ、原英夫学長が修了書を授与し、その後のフェアウェルパーティーでは日韓の学生が記念写真を撮り、教員も加わって歓談の輪が広がりました。
「海外研修」は、国際的な医療専門職の養成を目的として実施しており、本学の教育プログラムの特長の一つです。2019年の開学後、コロナ禍により実施を見送っておりましたが、ようやく昨夏、221人が10カ国・地域に訪問できました。今回の海外協定校からの研修受け入れも初めてで、これを機会に、さらに国際的な視野をもつ医療専門職の養成に取り組みます。
着物と抹茶の日本文化を体験。小雪が舞うなか、日本庭園も散策(1/23)
研修の締めくくりは、日韓学生共同のプレゼン発表(1/23)
修了書授与に続いてフェアウェルパーティー。乾杯の後は歓談の輪が広がった(1/23)