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福岡女子短期大学と連携協定、4年制音楽大学構想も発表

2024.07.12

トピックス

 福岡国際医療福祉大学、国際医療福祉大学および福岡女子短期大学と、各校を運営する学校法人が7月2日、太宰府市にある同短期大学で記者会見を開き、教育・研究・人材育成などの分野で相互に連携を深め、地域の発展に寄与することを目的に「包括的連携協定」を締結したと発表、併せて4年制音楽大学の新設構想も明らかにしました。

 会見したのは、学校法人高木学園と学校法人国際医療福祉大学の高木邦格理事長、福岡国際医療福祉大学の原英夫学長、国際医療福祉大学の鈴木康裕学長、学校法人九州学園の吉戒孝理事長、福岡女子短期大学の古市恵美子学長。

 まず5氏が協定書に署名、握手を交わし写真撮影が行われた後、吉戒氏が協定締結に至った経緯を説明しました。同短期大学は今年3月、国際医療福祉大学・高邦会グループの一員となり、吉戒氏が理事長に就任して学費を引き下げ、奨学金の新設などを行い、新たな体制で学生募集に取り組んでいます。

 4年制の音楽大学構想は、同短期大学が、音楽科の学生募集を停止し、福岡県内から音楽の高等教育機関がやがてなくなるという事態を受けて立ち上がりました。高木理事長は「様々な方から福岡に音楽大学がないのは文化的損失だという声をいただいている」と、その意義を説明。これまで、アジア各国と医療教育面で連携してきた実績も踏まえて「アジアの指導的な音楽大学をめざす」と話しました。

 会見には新聞、地元テレビ各社や通信社が出席し、夕刻のニュースや翌朝の紙面で取り上げられました。

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