お知らせ

作業療法学科1年 木工や籐細工から学ぶ作業療法の基礎

2024.12.23

トピックス

作業療法学科1年生の「作業工程技術学・応用論」という授業では、木工細工や籐細工(とうざいく)を行っています。これらの手工芸は手の運動、脳への刺激に有効なことから、作業療法の一つとして実践されています。

この日は木工細工として本棚を制作しました。木片の切り出しから、釘打ち、絵付け、ニス塗りに至るまで全工程を学生自ら行います。

この授業の目的は工作をすることだけではなく、工作を通して患者さんの動作を分析し、治療手段を考えることにあります。学生同士で楽しく作業するとともに、患者さんの身体だけでなく心に対しても配慮したレクチャー方法を考えることなど、この工作から学べることは多岐にわたります。まさに、作業療法の基礎を学ぶ上で欠かせない授業なのです。

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