2025.01.07
トピックス
昨年12月、理学療法学科2年生の授業「PTスキルⅡ演習(検査・測定)」において、客観的臨床能力試験(Objective Structured Clinical Examination:OSCE、オスキー)が実施されました。OSCEとは、模擬患者を対象とした実技試験であり、臨床技能や態度を評価されます。
模擬患者はグループ病院の現役理学療法士が務め、学生は臨床実習を想定した検査測定の課題に取り組みました。
まずは、模擬患者へ挨拶を行い、体調や身体の状態を確認します。それから、今回の検査の目的と内容を説明して、同意を確認できた後、専門的な器具を使った検査測定を行います。最後に、検査結果をできるだけ分かりやすく伝えて、試験終了となります。約10分間、学生たちの緊張が伝わってくる試験でした。
また、この日は1年生が見学に来ていました。来年は自分たちもOSCEに挑むということもあり、彼らもまた緊張した面持ちで先輩たちの姿を見ていました。
試験後はすぐにフィードバック。模擬患者を務めた現役理学療法士さんと担当教員から、たくさんのアドバイスと激励の言葉をもらいました。現場を知り尽くしている方たちからのアドバイスを自分のものにできるように、頑張ってくださいね!