2021.09.29
令和3年9月29日
新型コロナウイルスワクチン大学拠点接種(職域接種)の終了について
本学では、政府の方針を踏まえ、ワクチン接種に関する地域自治体の負担軽減及び国民全体のワクチン接種の加速化に貢献するため、去る7月7日(水)から、大学拠点接種(職域接種)を実施(会場:本学体育館)してまいりました。
このたび、当初計画達成の見通しが立ったことから、9月29日(水)をもってワクチン接種事業を終了いたしましたのでご報告申し上げます。
約3か月におよぶ接種事業により、本学学生・教職員のほか、近隣の学校(大学、専門学校、高等学校)の学生・教職員、関連企業の社員など、約2,400人(計4,800回)のみなさまへの2回目の接種を完了することができました。おかげさまで、これまでに発熱、倦怠感等以外、特に重篤な副反応は一切発生しておりません。また、管理ミスによるワクチンの廃棄も発生しておりません。
この間、猛暑の中、接種業務に献身的にご尽力いただきました教職員をはじめ、関係各位のご理解・ご協力に対しまして心からお礼申し上げます。
特に、本来業務に加え、連日の接種業務に携わっていただいた多くの教職員のみなさまにおかれましては大変おつかれさまでした。もとより大学として行う業務としては初めての経験(予診・接種・会場運営等)であり、かつワクチンの管理や接種といった高度な安全性が最優先される業務は、極度の緊張や細心の注意が求められ、担当した教職員からは「毎日が筋肉痛」「腰を痛めた」「肩が上がらなくなった」「疲労で本来業務が滞った」などの声が聞かれました。
そんな過酷な状況の中にあって、本事業を滞りなく完了することができたのは、本学が、未来の医療職を養成することを使命として設立された高等教育機関であるというプライド、また、学生のために、対面授業・実習・課外活動の再開など、一日も早く本来の大学生活を取り戻してあげたいという願い、そして、地域に根差す大学として、近隣の教育機関をはじめ地域のみなさまに少しでも貢献したいという気持ちがみなさまをこれまで支えてきたのではないかと思います。
また、今回の経験が、本学のチーム力(教職協働)や地域貢献の格段の向上につながったこと、そして、今後の本学の発展基盤を強固にしたものであることを確信しています。
接種事業は終わりましたが、新型コロナウイルス感染症との闘いはこれからも続きます。一人ひとりの行動が感染拡大防止につながります。私たちは、今回の経験を単なる「夏の思い出」とせず、引き続き感染予防対策に万全を期し、陽性者を一人も出さない大学を目指してまいります。
最後に、学外関係者の皆様におかれましては、引き続き、本学の教育研究活動等に対しご理解及びご支援を賜りますようお願い申し上げます。
学 長 今 泉 勉
受付での予診票チェック
医師による問診
接種の様子
終了式で挨拶する今泉学長
本学の大学拠点接種は多くの教職員の協力のもと行われました
※ 接種券の回収について
接種時に接種券を提出されていないみなさまにおかれましては、郵送にて受付を行っておりますので、以下の問合せ先へ、配達の記録が確認できる方法(特定記録など)によりご送付いただきますようお願いいたします。
<問合せ先>
〒814-0001 福岡市早良区百道浜3丁目6-40
福岡国際医療福祉大学 総務課ワクチン接種担当
Tel:092-832-1200
Mail:fiuhw-vaccine@takagigakuen.ac.jp