お知らせ

【研究情報】理学療法学科 吉塚久記講師/研究論文が国際誌に掲載されました

2022.12.02

トピックス

 理学療法学科の吉塚久記講師、光武翼講師、および谷口隆憲助教は、本多整形外科(佐賀県佐賀市)の研究チームと共同で、変形性膝関節症患者の内側半月板逸脱(MME)に対する理学療法の有用性を世界で初めて明らかにしました。この研究成果は、米国の学術誌 PLOS ONEに掲載されています。

 

研究概要

 これまでMMEと膝関節痛は関連することや、MMEに対する手術療法の有用性は報告されていました。しかし、MMEに対する理学療法の有用性は明らかではありませんでした。

 本研究では、8週間の理学療法を継続的に実施した変形性膝関節症患者30名を対象として、診療データと膝関節の超音波動態を後方視的に分析しました。その結果、膝関節の関節可動域および歩行時痛の改善とともに、MMEの程度も有意に減少したことが示されました。また、MMEの減少を認めた全例において、膝関節の内側側副靭帯深層線維に緊張状態の改善を示す超音波所見が確認され、内側側副靭帯とMMEの関連性が示唆されました。本研究の成果は、変形性膝関節症の理学療法の発展へ寄与することが期待されます。

 

論文情報

Yoshizuka H, Taniguchi T, Fukuta K, Mitsutake T, Honda S. Decrease in medial meniscal extrusion after physical therapy to improve knee pain and range of motion in patients with knee osteoarthritis: A retrospective study. PLoS ONE 17: e0277628, 2022.

doi.org/10.1371/journal.pone.0277628

 

https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0277628

 

keyboard_arrow_up