お知らせ

 　「第4回地域公開講座」が令和3年11月27日（土）、福岡国際医療福祉大学 看護学部1号館6階実習室にて開催されました。今回は「感染予防対策～手洗いと皮膚の保護～」というテーマで、看護学部の高木良重講師と猪狩明日香助教が講演を行いました。

　猪狩明日香助教は「手洗いと洗い残し」について、手洗いの4つのステップ（①石けんを泡立てる ②擦り合わせる ③流水ですすぐ ④ペーパータオルで拭く）を、細菌数の減少などの科学的根拠の提示をしながらご教授くださいました。参加された方からは「日ごろの手洗い方法でどのくらいの洗い残しがあるのかがわかった」「体験を通して正しい手洗いへの意識がさらに高まった」などのご感想をいただきました。
　高木良重講師は「皮膚の保護-保湿ケア-について」と題し、新型コロナウイルス感染症対策で手洗いの回数が増加することで起こる皮膚トラブルについて、さらにそのトラブル回避の方法として皮膚保護の重要性をご教授くださいました。多くの方がメモを取るなど熱心に聴講されていました。また、実際に保湿剤を塗布し手の保湿の重要性を体験し、お土産として保湿剤を持ち帰っていただきました。

【演習】手洗い

【演習】洗い残しの確認

猪狩助教の講演

学生が歌いながら手洗いの手順をレクチャーする様子

高木講師の講演

【演習】保湿剤の塗布